箱スカ チューニング日記 2002年1月1日〜  ロールケージ装着計画(5)

 

 

 フロアを綺麗にしてやるついでに、今まで助手席足下上部に設置していたMDIとリレー一式を確実な物に作り直そうと思い、作業を開始しました。

特にMDIは取説にも『風通しの良い水に濡れない場所に設置して下さい』と書かれておりますが、私は承知の上で室内に設置していました。
これはエンジンルーム内に余裕が無い箱スカの場合、温度的に厳しいエンジンルームを避けてフロントグリル後ろのエプロンなどに設置する必要がありました。しかしながら当然雨風が容赦なく当たる訳で、浸水が心配だったのと、走行時は走行風による冷却も期待出来ますが、渋滞時にはエンジンルームの高温が伝わってしまい、むしろ室内の方が温度が低いのでは?と思ったのです。

しかしMDIを触れてみるとかなりの高温になっており、何か対策が必要だと思っておりました。
今回は12Vの電動ファンを装着する事によって強制空冷方式を試してみました。

またリレーボックスのコネクターは信頼性の高い軍事規格であるMILコネクターを採用し、トラブルの防止と信頼性向上、メンテの容易性を向上させました。
何より緑色のコネクターは格好良かったりします(笑)
 
 

 

 

 

 これが今まで装着していたプレートです。
これをバルクヘッドの室内側に装着していました。
取り扱い説明書には通風の良い場所とあり、本来ならばエンジンルームの通風の良い場所に設置すべきなんですが、箱スカはエンジンルームが狭く良い場所が見当たらなかったので室内装着していました。

MDIは放熱性を考えて大きめのアルミプレート(他に過去はCDIを装着していた)に装着していました。
逆に言えばバルクヘッドの熱を拾っていたとも言えるかもしれません。
リレーは燃料ポンプやオーディオ、その他をコントロールしていましたが、今回オーデイオレスで余計な電装品は無くなったので他に使用を考えます。

 

 

 

 製作途中ですが、このように『コの字』型にアルミ板で製作しました。
材料は全てホームセンターで入手出来る一般的なアルミ板材です。

コネクターは航空機で使用されるMIL(ミリタリー)スペックの物とCANONコネクターを使用しました。
これは何よりも信頼性の向上のためです。

 

 

 

 これが完成図です。
こんなファンで効果があるか??

 

 

 

 完成後、街中を走った状態ではMDIの発熱は無く、非常に良い感じでした。
比較的静かなファンとは言え、車内には『ブーーーーン』という音は僅かに聞こえます。遮音を考えれば普通 に街乗りにも使えるのでは?と思います

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