箱スカ チューニング日記 2002年1月1日〜  ロールケージ装着計画(3)

 

 

 今度はロールケージの装着を行います。
VICTORY50(ヴィクトリー50)製の7点式+サイドバーです。
このロールケージは良く考えられており、ショルダーの大きいフルバケットを装着してもロールケージに干渉しない構造となっており、本気で走行するためには非常に良い物です。
ロールケージの装着に先立ってフロアはPOR(黒)で塗装しました。刷毛で塗ったのですが刷毛目は殆ど出ないので十分でしょう。

 

 

 室内の改装に合わせてシートも変更します。
今までは雰囲気を重視してダッツンバケットレプリカだったのですが、サーキットを本気で走るとやはりサポートに不満が出てきました。

そこでNISMOバケットをベースに表皮を近所のシート屋さんで張り替えてもらいました。
これなら旧い車でも違和感無いと思います!!

しかも格安!!

 

 

 まずはメインフープから後ろの部分を組立てました。
リヤのバーとダイアゴナル(斜行)バーを仮組して位置を決めます。

 

 

 

 リヤ部分の位置が正式に決まったら、フロント部分を仮組して取り付けのための台座をフレームに溶接します。
これは、フロント部はアクセル操作に支障を来さぬように取り回されているので、フロアでは無く、袋状のサイドシル部分にバーを落とすためです。
最後にサイドバーの取り付け位置を決めるのですが、通常はドアハンドル(開け閉めで握る部分です)を避ける位 置にすると思います。しかしこの場合、バーがかなり寝てしまうため、バーの角度を優先させてドアハンドルは外してしまう事にしました。それが上の画像です。

 

 

 

  このようにして無事ロールケージは装着完了しました。
必要な溶接箇所は今回は敢えて手持ちの100Vアーク溶接機(20,000円相当の安物)で全ての溶接を行いましたが、フレームもロールケージのパイプも肉厚があるため、比較的楽に溶接出来ました。
理想はTIGで綺麗に溶接したかったのですが、敢えて誰でも入手出来るアーク溶接でやってみましたので皆さんの参考にもなるのではないかと思います。
 写真に映っているバケットシートはニスモ製のバケットシートをビニールレザーで張り替えた物です。
ダッツンバケットのフルバケ版というような雰囲気で大満足、フルバケでも雰囲気を壊しません。
実はVICTORY50さんの箱スカ15番や、KPGC10のはな氏が同様に装着しているのを拝見して真似してみたのです。
本気で走る時には重量を少しでも軽くしたいので雰囲気を壊すのを覚悟の上でRECAROのSPGを装着する予定です。

 

 

 大物のロールケージ装着も終わり、次はダッシュパネルの製作に入ります。
目的はメーターの視認性向上、軽量化、整備性の向上などです。

 

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