YAMAHA RZ250RR チューニング日記 2019年06月06日  RZRレーサー「風」フレーム作成再開

走れるバイクが消滅!?

 大人の事情?で15年以上にわたり乗ってきたKawasaki ZX-10を売却する事になりました。
このバイク、当初は妥協も多い中での選択でしたが、気付けば足回り全交換の17インチ化、予備フレームやボアアップエンジンまで揃えるお気に入りのバイクとなっていました。
自分のバイク人生の中で、これ程長期間乗ったバイクは他に無く、自分の年齢を考えると今後もこれ以上の年月、バイクに乗れているかが疑問(笑)です。
 
そんな状況でバイクの無い生活(4輪も分解作業中なので、楽しめる車両が全く無い生活)が続くのですが、やはり耐えられなくなり、ようやく重い腰を上げたのでした。


 

 

 

サスペンション受け部分の検証
 実に高精度な計測です!?(笑)

※最終的にはノギズでの計測を実施しています(それでも1/10mm単位ではありますが)。

 

 

これはRRの方です
 簡易的に同じTZのリヤサスを装着しているRRの方です。

純正では車体横方向にボルトが通る取り付けですが、TZは車高調整機能が付く上下方向のマウントなので、RZRRフレーム上面に穴を開けて装着しています。

しかし、このままでは下げ方向の調整代が全く無いので、この部分を製作する訳です。

この画像ではショック取り付け位置が後(右)方に移動していますが、ショックが極力垂直になる位置がここでした。
RZRとTZでは同じリンク式サスでも足のディメンジョンが違いますからショックの取り付け位置も変わって来るはずです。

本来なら位置を調整して良い位置を確定したいところですが、そこまで費やせる時間もありません...
そこで前後方向にも調整式にする事で位置問題を解消しました。

 

 

高精度なCADです!?(笑)
 全く無い物を作るため、絵を描いて形にして行きます。

強度も十分に必要であり、失敗も許されない場所なので、慎重に作業しなければ...

 

 

 

 

 

今後の予定

 ショックの受けを製作する事が決定しました。
その要件は
@ 車高下げ方向に現在より10mm以上を確保する(ショックで10mm下がればリヤアクスルでは結構下がるはず)。
A 適正なショック前後方向取付位置が不明なので調整式とする。
B 純正同等の強度を持つこと。
こんなところです。

材料は勿論スチールですが、適した形状(「コ」の字状)の物があれば良いのですが、残念ながら合致するものが無く、思案の結果3mm厚のスチールプレートで作る事としました。
純正のこの部分と板厚もほぼ等しく、強度も確保出来そうです。

(続く)

 

 

 

 

※チューニング、修理等についての内容、理論等についてはこの記載事項が全て正しいというものではありません。色々な情報、資料、経験を元に私が個人的に判断したもので、私の車両に有益なチューニングであっても全ての車両において通 用するとは限りませんのでご注意下さい。また、当ホームページ記事を参考にした事によって生じた事故、損害、死傷等は掲載者であるETgarageは補償いたしかねますので個人の責任、判断においての作業をお願い申し上げます。
 皆様のノウハウや参考意見などございましたらお知らせ頂ければ幸いです。

 

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