ZX−10 メンテナンス?日記 2005年7月20日  バックステップの交換

既にバックステップは付いているのですが...
 バイクを入手すると必ずセットメニューでバックステップは装着してきました。
昔は買う金も無く専ら「純正自作加工」でバックステップというよりも「アップステップ」にしていましたが(笑)。

このZX-10も例に漏れずバックステップを早々に装着していました。
私の年代には非常に馴染みのある「マッククレーン」です。
しかしこのバックステップは比較的ステップが細く短く、踏み難さを感じていました。

ステップエッジが滑りやすく、ディンプル加工などを自分で施してみたりしたのですが、もっと踏みやすいものが欲しくなりネットオークションで「フェイズ」という製品(新品)を購入しました。
実は同じ出所のバックステップをRZ250R用に購入した事があり、その造りの良さに安心してZX-10も同じメーカーの物を購入したのです。





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マッククレーンはこんな感じです

 さすがに老舗のメーカーだけあって良く出来ています。
昨今の5万、6万というような凝った造りの高額なものとは違いますが、私にはこのマッククレーンのような製品の方が親しみがあります(単に高額なものは買えないだけですけど(爆))

因みにノーマルからの移動量は、後:25mm、上45mmです。

 

こちらが交換後のFASE製バックステップ

 交換作業などは特に難しくも珍しくも無いので省略します。
ご覧のようにステップエッジはMFJ対応のものです。
まぁレースに出る訳では無いので関係無いと言えば無いのですが...(笑)

それよりもステップの末端までローレット加工が施されているので滑り難く安全と考えています。
構造はマッククレーンとほぼ同じと言え、問題無い造りです。

こちらの移動量は、後:30mm、上:50mmとマッククレーン製よりもそれぞれ若干大きい移動量となっています。

 

ちょっと上方から見ると

 乗った感じではマッククレーンよりも上&後に僅かに移動していますが、違和感無く、極端なポジションに慣れていた私にとっては逆にしっくりとするポジションでした。
正直なところは決して足の長くない私にとっては5mm上がるだけでその恩恵は大きいのです(爆)。

ブレーキ&シフトペダルはナイフエッジ形状ですが、私はマッククレーンのような昔のストレートタイプでも問題なかったので利点は感じられません。
しかし左右専用の物となるのでコストは高くなるはずで、本当はそれなりのメリットはあるんでしょう(笑)。

購入金額の割には素晴らしく良く出来ており大満足です。

 

 

 

 

時代は変わっても

 バイクをコントロールする部分はステップ、ハンドル、さらにはシートというのは変わりの無い事です。

純正は誰もが適正なコントロールが出来るような位置設定になっているはずです。
これはメーカーが検討の末決めたポジションでしょうから標準的体型であれば無理に変更する事は無いと思います。
しかし人には体格の違いは勿論の事、感覚や好みも存在するので、その人に合わせたポジションも重要だと思っています。

今回、バックステップの変更によるポジション変化は僅か5mmですが、その5mmでもはっきりと体感出来る変化があります。
現状がベストという訳ではありませんが、より自分が乗り易いポジションを求める事は大切だと痛感しました。
最近ではポジションを数通りに変更出来るものも多くあるようですので便利ですね。

 

 

 

 

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