ZX−10 メンテナンス?日記 2005年7月1日〜  足周り変更(17インチ化) その2

ホイールの塗装、タイヤ選択
 17インチ化も徐々に進んできましたが、仮付けによるホイールセンターの確認や各部の微調整、確認を行い問題ない事が確認されました。
いよいよ本取り付けに向けての準備です。

ホイールはZRX1200の純正ホイールで、元々は艶消しブラックのものなんですが、前持ち主が綺麗にパールホワイトにペイントしてありました。
これはマルケジーニ3R風で良いのですが、黒ベースと銀の車体には合わないと思い再塗装を考えました。

無難で簡単なのはブラックです。
足元も引き締まりスパルタンなイメージになります。
しかし今回は敢えて純正塗装に近いリムポリッシュ+スポークシルバーという色合いにしました。
暫定なのでお手軽な1液ラッカースプレーでの塗装です(ただしアルミに対する密着性、耐久性が高い物を使用)。

ポリッシュのリムはアルミ地露出のまま、定期的に磨く(笑)事を覚悟の上無塗装に。
この色合いで違和感無ければ最終的にウレタンによる塗装を行う予定です。
出来ればダイアモンドコートに出したいところですが...


そしてタイヤは今までのブリジストンからいつか履いてみたかったミシュランへ変更しました。
共に甲乙付け難いブランドですが、今までの長い間ミシュランを履いた事は無かったので試しも兼ねての選択です。
そういえば最初に買った(1983年)バイクのRZ250Rは国産の普通のタイヤが純正装着で、直後に出たアルミフレーム初採用の当時驚きのレプリカマシン、スズキRG250Γ(ガンマ)はミシュランを純正採用というトラウマもあるかもしれません(爆)。

今回装着のミシュランは『PILOT POWER』という銘柄で、ミシュランの完全公道用タイヤの中では最上位のグリップを誇る物のようです(さらに上には公道も走れるレーシングタイヤがあります)。
20年振りくらいにハイグリップタイヤという物を履くのでちょっと嬉しいです(笑)。
心配なのはそのグリップと引き換えに失われるであろう耐久性(耐摩耗性)です。

これはある程度距離を走らないと判定できませんが、どうでしょうか。
2本とは言え約4万円もするんですから年中交換するようでは維持出来ませんし...


画像をクリックすると拡大画像が現れます

 

タイヤ比較

 右が純正サイズの160/60-18(BSバトラックス020R)です。
左が今回装着する180/55-17(ミシュランPILOT-POWER)。

並べてみると直径で2cm程小さくなります(正確には17mm)。
この半分を車高調整によって補正したい訳なんです。

見た目でも明らかに太くなっていますが、バイクの場合トレッド断面形状によってコーナーリング特性が大きく変わるので、このミシュランタイヤがどんな動きをするのか楽しみです。

 

 

装着開始

 タイヤが無い状態ですと動かせないので邪魔。
早急にタイヤを付けて転がせる状態にします。

今回ホイール交換と同時に頑張ってディスクローター前後、フロンとキャリパーを交換しました。

 

ブレーキ

 このZX-9RBフォークのキャリパー取り付けピッチは62mmです。
私の好みとしてキャリパーサポート無し、つまりはボルトオンキャリパーを装着したいのですが、生憎このピッチのキャリパーは非常に少なく困難でした。

そこで一般的ピッチの65mmキャリパーを装着する事に。
他に40mmピッチも選択肢が多いのですが40mm-62mmのサポートだとキャリパーがより下方に下がってしまうので敢えて65mmを選択、そのキャリパーはブレンボキャスティングの4ポッド4パッドモデルのシルバーです。
ブレンボ=ゴールドなんですが、これもカラーコーディネート(笑)の拘りです。
レーシングキャリパーでは無いのでツーリングなどにも心配は無いはずです。

ローターはBRAKINGのウェーブで、これは単に私の自転車(MTB)で使っているからバイクにも使いたかっただけです(笑)。
パッドクリーニング効果の高いローターはパッドの寿命が多少短くなっても安定、安心のブレーキングが出来るので良いと思い採用です。
でも高かった...(泣)

 

 

形になってきました

 前後しますが、ZRX1200純正ホイールは白にオールペンされていたのですが、一度総剥離してスポーク部のみシルバーに塗装しました。
ZX-10純正ホイールの色に合わせてみたんです。

そのせいか違和感無く、というよりも言わなきゃ気が付かない?ような...(笑)

 

リヤスプロケ

 せっかく色合いを統一したのでスプロケも良くあるゴールドでは無く、サンスター製のシルバーにしました。

外径が小さくなったのを計算に入れてノーマルの45T→44Tに変更しました。
計算上は43.8Tくらいになると思いますので43を選んでも良いと思いますが、今回少し元気に走る仕様を目指すために大きい方を選択。

 

 

バックショット

 ZX-10はテールが巨大なのでこのタイヤでも太くは見えませんね...
物理的に無理ですが200サイズで丁度良いかも(笑)

太ければ良いという物じゃありませんが、見た目の満足感も大事ですしね。

 

 

 

今後の予定

 ホイールを装着したのでそれに伴ってチェーンなどの装着が残っています。

またリヤの車高の調整、足周りのセッティング全般を行わなければなりませんが、実走しながらの項目もあるので本当の完成までには暫く時間がかかりそうです。

 

 

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