さて、そんな訳で大型自動二輪を取得すべく「教習所」に通う事となりました。
幸い、仕事の勤務サイクルの関係で平日に休みが取れるので、すぐに終わるだろうと．．．

入所したのは私が２０年前にも中型でお世話になった教習所です。
しかし行ってみてビックリ、昔の面影は無く、非常に近代的、立派になっておりました。まぁ２０年も経てば当然といえば当然かもしれませんが．．．
時代の流れからか、携帯やネットから予約が出来るのは便利ですね。

入所受付の可愛いおねぇちゃん（喜）に見とれながらも、 入所金とやらを払い込んで、いよいよ教習開始です。

　正直４ストのバイクに乗ったのは、足としてわずかな期間所有したGB250(シングル）だけです。
果たしてトルクの大きい750（教習車はCB750というマイナー車種）が乗れるでしょうか．．．
そんな不安を抱きつつ、時間を重ねて行くのでした。
時間中は癖を出さないようにするのが精一杯（笑）。

ブレーキ４本指などは正直グローブの指を縫いつけようかと思ったくらいに違和感があり、大変でした。
走行中は下の無い２ストの癖ですぐにクラッチを切りたくなるし、シフトダウンもしたくなります。
気を抜くとステップに爪先立ちしそうになるし、「教習」というよりも 「矯正」でした（爆）。

それでも何とか最低限の教習時間を約１月かけて消化し、無事卒業となりました。

その足で試験場に出向き、書き換えを行い新しい免許を貰ったのですが、やはり嬉しかったです。
何せこれでバイクは何でも乗れる訳ですからね！！

　教習所に通ってみて思ったのは、勿論、教習所に通えば殆どの人が免許を貰える事となるのですが、途中ブランクはあれど、長年バイクに乗っていた私でも新たな発見と申しますか、勉強になった事もあったのは事実です。
バイクはアクセルで曲がるもの、分かっているつもりでも認識が薄くなっていたようです。
大きなバイクをブンブン振り回す事も、一本橋を渡る事も街中では無いので、良い経験になったような気がします。

約１０万円という大金を払った意味もありましたね（でもやっぱり痛い出費だけど．．．（泣））。