VW ゴルフ7ドレスアップ日記 2013年8月3日 納車


ファミリーカー買い替え
バイク用トランポ兼快適セカンドカーとして気に入っていたサンバーディアスSCを手放し、ファミリーカーとして中古のパサートワゴンで過ごしておりました。

パサートワゴンは面白みこそ無いものの、快適で特別に不満はありませんでした。
まぁ、細かい事を挙げればパワーが無い割に燃費が良くないとか、華が無いとか...
それでも変態的?なV型5気筒エンジンは独特なサウンドで、少しだけ気分を高揚させてくれました。
頑張って20万km目指そう、そんな時...

車庫で洗車のために移動した嫁から、「ブレーキが変だよ」というレポートが。
乗り込んで車を前後させてみるとブレーキは完全に床まで吸い込まれる状態(汗)
メーターパネルにはブレーキ異常の表示...

車を少し移動させると地面にはオイルが...

しかし不思議な場所に?
車体中央付近からのブレーキオイル漏れとは、なぜ?
ボンネットを開けてブレーキリザーバータンクを見ると、フルードはほぼゼロ、確認のためにフルードを注ぎブレーキを再度踏んでみる。

少しずつタッチが復活、と思ったのも束の間、ブレーキペダルは次第に床に...
もう一度良く確認するためにバルクヘッド部の樹脂カバーを外します。
ブレーキマスターからの配管はバルクヘッドを横断し、車体左側のABSユニットへ、その中間に濡れを発見!
しかし鋼製配管がなぜ?
邪魔なバッテリーを降ろすと、ブレーキ配管のクランプが変形、更には配管被服が破れ腐食も...

どうやら前オーナーの時にバッテリーの付け外しをした時に配管に当て、傷ついた被服の中に水分が入り込み腐食が進行、遂には穴が空いたようです。

車庫内での発見だったので大事には至りませんでしたが、ファミリーカーとしては致命的な故障(精神的に不安を抱くため)。
ま、私は平気ですが、嫁も運転する事を考えると、このあたりで安心出来る車にしなければならないと考えるようになりました。

とは言え、資金も無い状態でどうしたものか...

しかし家族には安全な車が必要です。
あぁ、困った...

色々考えた結果、最新のゴルフ(Mk7)を購入する事に...

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ダウンサイジング
 グレードはハイライン(1,400cc)
色はタングステンシルバーという銀の少し濃い感じです。
DCC&バイキセノンのオプションを装着
パサートワゴンの2,500ccからはかなりのダウンサイジング
でも車体はパサートワゴンより幅が広くなってたりします。

 

相変わらず地味だ...
 ドイツ製大衆車の常ではありますが、地味というか質実剛健な感じです。

最新装備の一つ
 これはミリ波レーダーです。

前の車との距離を測定して全速度域(0〜160km/hまで)で車間を保つ装置です。
何だか凄そう(笑)


心臓部
 最近良く見られるカバードではありません。
言ってみれば剥き出しのエンジンですが、旧車乗りとしてはこっちの方が親近感湧きますね〜
あ、それでも気筒休止システム、直噴ターボ、樹脂インマニとか最新テクノロジー満載です。
因みにパフォーマンスは
最高出力:140ps/4,500〜6,000rpm
最大トルク:250Nm/1,500〜3,500rpm
決してハイパワーではありませんが、最大トルク発生回転数がこの車の性格を表してますね。


おぉぉぉ、これはっ!!
 純正装着タイヤはピレリのP7!!(225/40-17)
ナイスミドルの皆さんには懐かしのタイヤブランドです。
とは言え、「あの」パターンではありませんし、ハイパフォーマンスタイヤでもありません...
でも「P7」というだけで少し嬉しくなります(笑)。


TSI
 TSITurbochargedStratified Injection
直噴ターボっていう意味みたいです。
何だかトラックっぽいと思うのは時代遅れなんでしょうね〜(汗)


早速走行!
 実に「新車」は約30年振りとなります...

予定外の新車を手に入れられたのも嫁の多大なる協力があったからです。
歳食ってから住宅ローンを抱える身の自分だけでは、どうにもならない部分もありましたので...
そんな大切な車となった最新ゴルフ
忘れていた「匂い」を堪能しながら車を走らせます。

この車、DSGというデュアルクラッチトランスミッションが採用されおり、トルコンを使用したオートマとは違い、2系統のクラッチ(この車両は乾式)を使用した自動変速機です。

例えば1速の時は2速が既にギヤ結合して待機、1速のクラッチが切れるとすぐさま2速のクラッチが結合する構造です。
そのため、変速のタイムラグは少なく、マニュアルトランスミッションよりも加速性能が良いくらいなんです。
一方でシフトショックの問題もあるようですが...

一般的なオートマと同様にDに入れてスタート
静かに走り出し、すぐに2速、3速とシフトアップしますが、ショックは皆無!
一般道の走行では途切れの無い滑らかな加速をして行きます。

そして負荷が少なくなると「eco」表示が現れ、気筒休止(2気筒で走行)を教えてくれるのですが、体感は全く分かりません(驚)。
たった1,400ccのエンジンの半分の2気筒、つまりは700ccで走っているというのに...
負荷が増えれば直ちに解除され4気筒モードになり(この切り替えも全く分からない)、十二分な加速もしてくれます。

いやぁ、凄い事になってるんですね...

慣らし中なのでアクセルを目一杯踏む事は出来ないのですが、2,000rpmも回っていれば、全てが事足りる事に驚きを感じるのでした。
トルク25kg.mが効いてます!!

 

 

今後は
 通例だと車高を下げてマフラー交換して..というパターンなんですが、今のところその目処は立ちません。
というよりも、手を入れる余地が極めて少ないように思えるのです。

ホイールには空気圧センサーが装備されているので、社外ホイールに交換するにはそのセンサーも買わなければならなそうですし、高度に電子化された結果、安易に電装品の追加や変更も困難に...
これじゃ外観のドレスアップ程度しか出来そうにありません..

ま、それでもファミリーカーとしてはかなり楽しめる車なんですけどね♪

さて、今後どうしていくか...(悩)
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