箱スカ チューニング日記 2018年03月エンジンルームの大規模改修&オーバーホールその6 |
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裏側から |
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前回製作した半円柱状の部品は穴を開けたエンジンルームに溶接します。ここにオイルクーラー配管を!! |
コアサポートの加工に入ります。 |
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ボルト脱着式にするためにナットを溶接したアングル材を作ります。 |
ボディ側に合わせて |
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切ってみてから考えた結果、片側ボルト2本の計4本でコアサポートを脱着式にしました。 |
緊張の溶接 |
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この頃は(も?)まだTig溶接にも慣れず試行錯誤中でした。 失敗の許されない一発勝負なので緊張です。 取り敢えずは形になりました(汗) |
つけてみます!! |
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切り取ったコアサポートは元々は板1枚のコの字状なんですが、裏に鉄板を当ててボックス状にします。 それによって強度が増すので脱着式にしたにも関わらず剛性アップになる予定(笑)です。 |
ラジエーター開口部も大加工〜! |
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ここ(新たに鉄板を溶接した場所)は本来真っ直ぐなんですが、今回装着予定のラジエーターが下に長いため、コアに極力風を当てるための開口部拡大の工夫です。 更に元々はフロントパネルからの走行風(バンパーに隠れてしまいますが)は通り抜けない構造なんで、穴を開けてパネルからもラジエーターに風を少しでも当てる構造としました。 |
結構大変なんです |
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穴に合わせた工具を1個ずつ手でギリギリと締め付けて加工するので結構大変なんです。 でも、バーリング処理をすると何だかレーシーです(笑) |
錆防止です |
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本来ならエンジンルームを一気にサフェーサー、上塗りとした方が効率的で良いのですが、週末の限られた時間だけでの作業では一気に進められません。 そこで止むを得ず数回に分割して作業を行い、都度都度サフェーサーを塗っておくことにしました。 ライト内側、ラジエーター横の穴はオイルクーラーへのエア取り込み口です♪ |
エンジンルーム側から見ると |
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まだ穴が開いてませんが、ラジエーターの設置場所です。 左にはボックス形状にしたコアサポートが見えます。 |
オイルクーラーを仮付け |
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サイズは24段で、本来はラジエーター前の設置が効率的にはベストなんでしょうけど、敢えてこの場所に横向けて装着してみました。 これはオールドミニに乗っていたのもヒントになっています。 |
シュラウドの製作に突入!! |
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オイルクーラーコアをそのまま付けても冷却はされないので、シュラウド、というよりもサージタンク的な物を作らなければなりません。 本当はアルミで作りたかったのですが、まずはスチールでと思い、画用紙で形を試作します。 |
お約束の!? |
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ボディはスチール板を曲げ加工してボックス状に製作しました。 型紙でベースを作ったものの、やはり鉄板では細かい手直しを何度も行い形になりました。 次に悩んだのはそのボックスへエアを導くパイプです。 斜めストレート状にしようとするとスペース的に厳しそうです... ここで選んだのはホームセンター部品です!!(笑) ストーブ等に使うエルボーなんですが、エア取り入れ口と同じφ100mmという好都合で、これに決めました!! 本当はアルミやステンレスの輪切りパイプの溶接の方がやってる感が出て良いのですが、やはり私はホームセンター品流用が原点なので...(笑) |
ラジエーター仮付け |
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装着予定のアルミラジエーター(個人的には真鍮が良いのですが、今回は敢えてアルミで行きます)を仮付けしてみます。 コア全体が開口部に見えると思いますが、何もしなければ下の10段近くが隠れてしまうのです。 この加工でそれが回避出来るという訳です♪ |
苦労して加工した様子を公開するのは |
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大昔から乗っている人間からすると、想像を超え、箱スカを始め国産旧車が以前にも増して高額取引車両となってしまい、驚いている昨今です。 勿論、良い面も悪い面もありますが、何より扱うショップさんも増えて今までに無いハイスペックなチューニングや予想外の仕様等も増えて楽しい限りです。 その対局でノーマルを維持するという一番大変な道を歩んでいる方々も多くいらっしゃいます。 私の車両はノーマルのエッセンスを残しながら細かい改造を楽しむという何とも中途半端な状況ではございますが、日頃異ジャンルの最新鋭機械に触れている人間として何か役立つ物が考えられたらと思っています。 個人の方はもし有益な事がこのサイトの中にあったらどんどん盗んで下さい! ショップの方は盗んだら負けと思って、それ以上の物を開発して下さい(笑) |
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