箱スカ チューニング日記 2017年5月

エンジンルームの大規模改修&オーバーホールその3

 

穴埋め作業開始!!
 前回はフロントクロスメンバー(ラジエーター下部のボディ)をラジエーターコアに合わせて加工しました。
大まかな形は出来てきたので、今まで無計画に開けてきた(汗)使わなくなった穴を塞ぐ事にします。

それに併せて走行風を極力ラジエーターに当てる加工を施す事にします。
今までは横長のオイルクーラーをラジエーター前に設置していました。
面積的には大きくは無い物ですのでラジエーターへの影響は少なかったかもしれませんが、今回はそこから退いてもらいます!

ではオイルクーラーは何処に??


まずはココ

 このあたりの穴(下の方)は使わないので塞ぎます。 しかしリブ形状が邪魔... 上の方の穴は拡大(謎)

 

結構面倒な作業です...

 ここには秘密兵器?を仕込むので穴を拡大していきますが、エアソウやら手持ちの工具を駆使しつつ、苦労しながら穴を拡大して行きます。
最終的にはリューターで真円近くまで整形しました。 


そこからが大変で...

 狭い場所で小さい穴のリブを作って行きます。
最初はプライヤーで大まかに折り曲げて行き、その後ハンマーで叩いて整形しました。
板金屋さんのように美しくは出来ませんが、それでも何とか形にはなってくれました!



これが秘密兵器です(笑)

 カーボン製のファンネルです。
これでエンジンルーム外の冷気を取り入れる作戦です!!
空力特性の悪い箱スカなんで、希望通り走行風が入ってくれるかは分かりませんが、念の為その対策も考えてあります♪

反対側も

 同じ場所に穴が開いてるので同様に加工してファンネルを装着します。
こちらはキャブ周辺に冷気を供給するためのものです。


チョキチョキ

 ファンネル部以外の穴は塞ぎます。
ハサミを使ってボンデ板から切り出します。


縮まりながら作業(笑)

 こんな感じで限られたスペースで何とか作業してます。


状況確認!!

 左右ファンネルを仮組して、剥がしたフロントエプロンを仮置きして干渉の確認です。
フロントパネルは長年温存していた純正新品に交換予定です。




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