箱スカ チューニング日記 2017年4月

エンジンルームの大規模改修&オーバーホールその2

 

切り刻んでしまう...
 さて、前回コアサポートを切断という暴挙(笑)に出ましたが、今回は更に切り刻みます!!

我が箱スカの気になる点なのですが、色々な車を見ても、箱スカのラジエーターは小さいという事です。
勿論、本来の2,000ccであれば適切なサイズなのかもしれませんが、イジってナンボのL型です。
一般的なボアアップをすればその熱量を吸収するには役不足になるのです。

同じL型搭載で同じ年代のフェアレディZ(S30〜)ははるかに大きいラジエーターが付いています。
これは240Zや260、280といったバリエーションがあったからなんでしょう。
しかしながら、箱スカのラジエーター(の面積)を大きくするには車体構造上困難となります。
ではどうするか...

限りあるサイズのラジエーターに出来る限り多くの風を当てるしかありません。
そこで今回の加工です!!
私の見た限りでは同じような加工は無かったので、果たして効果あるのかは分かりません...(汗)
でも、やってみなければ分からないので、効果無くとも逆効果にはならないだろうという予測の元、チャレンジです!!


まずはココ

 ラジエーター開口部の下部は緩いR形状になっています。強度を考えれば納得の形状です。

 

その僅かなブラインドも

 例え少しでもラジエーターを遮る部分は修正します!! 


それだけじゃなく

 実はラジエーターを遮る部分がまだあるので、そこを切り飛ばします!!



スカスカ イライン(笑)

 コア全部に風を当てようと思うと、ここまでの開口部が必要になります。

型紙で

 ボール紙でこんな感じに型紙を作ります。


チョキチョキ

 その型紙に合わせてボンデ鋼板を曲げていきます。 この程度なら万力とハンマーで何とかなります♪


ダクトの完成

 僅か数cmですがラジエアーターコアを隠すボディを取り除くことができそうです♪


溶接!!

 相変わらず下手くそな溶接ですが(涙)、ま、無事付きました...


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