箱スカ チューニング日記 2015年3月28日ニスモ・バケットシートの再生 |
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元の状態は... |
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ヘッドレストが外れていますが、ヘッドレストは修復の必要無しです。 座面は通気のハトメが錆びてたりしますが(汗)、痛みもありません。 このシートは元々はモケット地ですが、箱スカに似合うようにと、この時点から16年程前に近所のシート屋さんでダッツンバケット風に「格安」で張り替えてもらったものです。 格安故に、端部はFRPのシェル先端に折り込んで接着するだけでしたので、16年も経過するとその接着剤の劣化で、端から剥がれて来るのでした。 その都度、接着で直していましたが、そろそろ恒久的対策をと、重い腰を上げたのでした。 |
慎重に剥がします |
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そのシート屋さんは、残念ながら無くなってしまいましたので製作を二度とお願いする事が出来ません... 生地を破らないように慎重に剥がして行きます。 |
一般的なゴム系接着剤ですが |
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弾力も消え失せ、パサパサです。 これの除去も結構大変... |
シート背面の状況は |
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当時、一刻も早くダッツンバケット風フルバケを完成させたかったため、汚れたシートシェルはそのままで張替えに出したのでした。 こんなガムテープの糊の痕もあったりして... |
セミ・ヌードで |
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端を剥がし終わったらシェルの再塗装に入ります!! 中のスポンジは思ったよりも痛みや劣化は無く、このまま使えそうです。 良かった... |
サンディング |
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こんな風に逆さにしてサンディング開始! フルバケとは言え、時代を感じさせる形状ですね〜 でも、サイズ的に凄く体に合うバケットです。 |
手抜き塗装で(汗) |
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いつもなら2液ウレタン+ガンで塗装なんですが、単品部品だしでお手軽にスプレー缶の2液ウレタンで済ませる事にしました。 一応、ミッチャクロンで足付けも |
塗装後はレザーの貼り合わせ |
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洗濯バサミのデカイいやつみたいなツールを、ありったけ使ってレザーを接着、乾いたらゴム製のU字トリム(金属芯入り)を嵌め込んで行きます。 剥がれ防止と乗員保護も兼ねます。 こういう資材が簡単に調達出来るようになったのは、助かりますね〜 |
ベルトホールはどうする?? |
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腰ベルトのホールは前述のU字ゴムは付けられません。 どうやってレザーを押さえて、尚且つ端部を隠そうか... 思案の結果、穴あきプレートを取り付ける事にしました。 アルミ板から切り出して、ホールソウで穴を開け、ジグソウで穴を繋げて... 最後はヤスリで整形して、シートにリベット止めとしました。 ステンレスで製作した方が光って良かったかも... たまたま手持ちがアルミ板しか無かったし、軽量化という事で良しとします。 |
完成! |
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背景が汚いですが...(汗) シェルも綺麗になり、レザーの剥がれも修復完了し、良い感じになりました〜 |
車両に再装着!! |
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車内が埃だらけでパっとしませんね(笑) 因みに運転席はレカロSP-Gで、雰囲気はチグハグなんですが、走り重視なので... |
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