ZX−10 メンテナンス?日記 2006年3月26日  LEDテールランプの製作

球切れのついでに?
 ZX-10のテールにはW球が2個入っています。
最近その一方のスモール側が切れており、
「電球交換かなぁ」
と思ったものの、どうせなら予定していたLED化をしてしまおうと、急遽思い付きの作業です(笑)

今ではキットなども入手可能ですが手持ちの廃品利用で試作です!

 

準備したもの

 予備で準備してあったテールランプと4輪用ハイマウントストップランプのLED部、穴あき基板です。

部品代はテールランプを入れても2千円程度です(笑)

 

摘出....

 その部品となるLEDは見慣れない4本足の物です。

これを摘出する訳ですが物凄く地味な作業...

結構な時間が(汗)

 

完了

 摘出は半田コテで足を炙って画像の「半田吸い取り機」で吸い取ります。

吸い取り機は電動の高級品じゃなく機械式の物です。
昔は仕事でコレで基板のICを外して修理したりしてました。

コツはコテ先ギリギリまで吸引機のノズルを近付けておいて素早く吸引です。
半田が残る場合は逆に新たに半田を盛って吸引すると綺麗に取れます。

2個のハイマウントストップランプから32個を摘出(実は製作失敗分を含めると+20個...)

 

 

基板の準備

 LEDを装着する基板を銀のスプレーで塗装します。
これは少しでも光を反射させて明るくしようという目的です。

因みに基板はテールランプの大きさに合わせて適当なサイズにカットしました。

 

LEDと回路の装着

 LED4個に対して1個の抵抗を配しています(ストップランプの回路をそのまま踏襲)

裏面には銅線で足を結んで回路を形成しています。

スモールとブレーキで明るさを変えなければなりませんので単純に点灯する個数を変更、スモール時半分の16個、ブレーキ時には全部の32個が点灯という構成にしました。

 

回路は

 書く程の回路ではありませんが...

D2はブレーキの時には全LEDが点灯するためのダイオードです。
D1は ブレーキ時電流が逆流するのを防止するためのダイオードで、当初コレを入れ忘れ、スモールオフの時にブレーキを握るとヘッドライトのポジションとメーターの照明も点灯するという間抜けな回路に...(汗)

慌てて適当なダイオードを探して追加しました(笑)

 

 

スモール点灯

 こんな感じで4列が点灯します。

配置によって丸にしたりも出来ますが縦模様としました。

 

ブレーキ!

 フル点灯はこんな感じになります。

かなり明るく後続車への認知も向上するはずです。

 

動画

 実際はこんな感じです(QTmovie)。

 

 

 

 

 

作業を終えて

 消費電力が少なく球切れも殆ど無いLEDの採用は早急に行いたかった事項です。
一応(笑)ツーリングが主目的のバイクですので旅先でもトラブルの可能性を最小限にするのは重要な事ですので!

安全性に関しては最新技術を取り入れて行きたいものです。

 

 

 

 

 

 

※チューニング、修理等についての内容、理論等についてはこの記載事項が全て正しいというものではありません。色々な情報、資料、経験を元に私が個人的に判断したもので、私のクルマに有益なチューニングであっても全てのクルマにおいて通 用するとは限りませんのでご注意下さい。また、当ホームページ記事を参考にした事によって生じた事故、損害、死傷等は掲載者であるETgarageは補償いたしかねますので個人の責任、判断においての作業をお願い申し上げます。
 皆様のノウハウや参考意見などございましたらお知らせ頂ければ幸いです。

 

戻る
次へ