スズキ エブリィ 整備日記 2006年12月27日 ドレスアップ!?

ローダウンスプリングへの交換
 このスズキエブリィを入手し、後々はバイク搬送に活躍してもらう予定ですが置き場所を確保せねばなりません。
幸い車庫の車2台(箱スカ&ミニ)の前方にスペースが空いているのでそこに入れるつもりでした。

しかし実車を見ると想像以上に背が高いです...
我が車庫はハネ上げ式の門なのですが、これを自作延長加工しています。
そのハネ上げた時の高さが厳しい事が判明したのです...
延長したためにどうしても重さで反ってしまい、中央部がエブリィの屋根に干渉してしまいます。

「仕方ないので」車高を出来るだけ落としてさらに門の垂れ下がりを何とか抑えてやる事にします。
あくまで仕方なしです!(爆)
例によってネットオークションでスプリングを探すと、ちゃんと「ローダウンスプリング」がラインナップされているんですよね〜
商用車なのに驚きです(笑)。
数種類見つかりましたが、その中でも最もバネレートの高いものをチョイス。
もちろんこれは200kgを越すバイクを搬送する場合を考えてです。

恐らく乗り心地は期待出来ないでしょうが、バイクの搬送を第一に考えねばなりませんので乗り心地には目を瞑る事に。
交換作業はこれも特に変わった事は無いのですが、初心に帰って(笑)掲載してみます。

 

フロントサスペンション
 フロントシートの隙間からアッパーマウント取り付けナットを緩め、フロントハブとの取り付けボルト2本を外しサスアッシーを抜き取ります。
まぁ、見慣れた形状で特に目新しい事はありません。

「楕円加工してキャンバーつけようか?」
なんて決して思いませんでしたし
「車高調整作ろうか?」なん思ってもいませんし...(爆)

この後、スプリングコンプレッサーでバネを縮めてからショックアブソーバーのアッパーナットをエアインパクトで緩めバネを取り外します。

 

交換する部品
 
 これはそのフロントスプリングです。
自由長は殆ど変わらず若干短い程度で、線系も純正より細いですが、有効な巻き数(画像上の3〜4巻程度は通常状態で密着すると思われます)は逆に少なくなりレートが高くなるようです。

当然遊ばない車検対応品です。

装着には外す時の反対の作業となりますが、新品のスプリングはスプリングコンプレッサーが滑りやすいので注意が必要です。

ついでに交換
 
 サスペンションとは関係ありませんが、今回破れていたフロントのドライブシャフトブーツ(4WDなので)の交換も併せて行いました。

最近は便利な物が多く、これは分割式ブーツですが勘合方法に特許があるらしく、今までのような接着では無く機械的に結合される構造です。

何だかちょっと不安です(笑)


完成〜!
 リヤスプリングはフロントがコイルオーバーなのに対してショックと別取り付けなのでショックの取り付けを外しアクスルを下げてやれば外れるはず..と作業したのですが右後はドライブシャフトがオイルパンに干渉しアクスルが下がりません...

仕方ないのでスプリングコンプレッサーでバネを縮めて抜き出しました。

ジャッキを下げて接地させるとなかなか良い車高になりました!
フロントはタイヤハウスとのクリアランスがかなり狭いのですが、試走しても干渉する気配はありませんでした。

現状のタイヤは165/60-14と大きめのタイヤなのでこれを正しい外径サイズにすればさらにクリアランスは稼げるのでまず問題無いでしょう。

乗り心地はやはりかなり悪化しましたが、それまでの大きなロールが消え、逆に安心感が増したので良しとします。
バイクを積んだ時大きくロールすると恐ろしいですから...


お次は
 ホイールでも換えようと思います(爆)

現状でもアルミホイールですし走るだけなら不足は無いのですが...
やはり量販店の格安セットに出ているようなデザインは我慢出来ません(車両トータルでは似合っていると思うのですが)。

ではどんなホイールにするかと考えたのですが、箱スカ、ミニが共にワタナベ8スポークなんでコイツも、と。
しかし+40mm付近の大きなプラスオフセットだとワタナベは求める物と違ってしまうんですよね...
ワタナベは彫りが深くてこそ魅力があるというのが私の考えですので(あくまで個人的趣味です)。

何か良いホイールあるでしょうか...
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