箱スカ チューニング日記 1999年10月2日〜 憧れのオバフェン化計画(3)
遂に難関のリヤフェンダー
も何とか切る事ができました。
しかし切っただけでは未完成です。美観ももちろん、強度を維持するために加工し、最後にセミワークスフェンダーを装着して終了となるのです。
この作業での一番の山場となります。
果たしてうまく行くか...
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この錆びた物体(笑)、これが今回フェンダーの中に貼る鉄板です。
不要ボンネットから切り出しました。錆びサビなのはご愛嬌?
廃物利用なので仕方の無いところです。
これがフェンダー内前方です。
サーフィンラインのあった場所で一度分割しています。
接合はごく一般的なブラインドリベットで、アルミフランジとスチールシャフトの『AS』です。
本来ならアルミとボディの鉄板とでは電解腐食の可能性があるため、材質的には好ましくありません。
しかしこれが最も一般的に手に入るリベットなので、敢えて採用、電解腐食に対してはリベットにシール剤を塗布する事で防止しました。
白く見えるのがシール剤(トヨタ製・ボディシーラーを使用)です。
これはフェンダー内上方です。
折り曲げたリヤフェンダーの耳にリベットで打ち付けて行きます。
そして同じく後方。
当然、シーラーが乾燥後、錆び落ししてから(笑)塗装しました。
今回は鉄板地に亜鉛(ジンク)コーティング缶スプレー(ただし上塗り可能タイプ)を塗布、その後クッションペイント缶スプレーを塗りました。
全て一般的な物を使用し、容易に入手可能な物です。
苦労しながらも何とか完成、嬉しくて塗装したてのセミワークスフェンダーと板羽根を半乾きで装着(笑)。
眺めて満足するのでした。
横から見るといかに大きくカットしたかが判ると思います。
現在は下のようにチンスポイラーを装着、
『チンスポ、板っ羽根、セミワークス』
とフルエアロ?(笑)状態となりました。
ノーマルボディは上品な感じでしたが、完成後はマッチョな雰囲気となり、『速そう』(笑)です。
外観に負けないように走りの腕も磨かないとダメですね!(笑)
と、こうしてセミワークス化も無事終了いたしました。
板金屋さんに頼めばもっと綺麗に確実に仕上がる事でしょう。しかし多少汚くても自分の手で加工した姿はまた別の喜びが味わえます。
フェンダーカット、癖になりそうです...(笑)
(終わり)
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