箱スカ チューニング日記 1997年3月23日  メーター入れ替え

 私の箱スカには純正でスピード、タコの他に、水温、油圧、時計、燃料の各ゲージが装備されています。
その後、電圧、電流、撚圧計をセンターコンソールに装着しました。
今度は「油温」と「油圧」の各ゲージを付けるのですが、あまりまとまり無くゴチャゴチャするのは嫌なので純正のメーターと入れ替える事にしました。
 既に時計は動きません(笑)から、ここに油温、純正の油圧の場所に同じく油圧計を装着する事にしたのです。


 これが純正のメーター類(タコメーターは変更済み:現在は更に別の物になっています)です。
 左上が時計で、その中央には時刻調整用のノブが飛び出しています。
この時計は活かしたかったんです。「カチカチ...」という音が好きなんですよ。
ま、しかし場所が無いので外す事にしました。


 これがバラした時計です。
ここで問題は、この時計の前面には時刻調整用のノブが透明カバーを貫通しています。そのままでは油温計の前にノブが見えてしまいます。
 そこで、透明アクリル板でカバーを作ろうと思うのですが、イヤラシイ事に、この部分は反射防止の為か、微妙に彎曲しているのです。ですので、比較的薄いアクリル板を選択しました。


 これが加工方法です。
左の純正カバーのネジ穴部を残して切除します。
なぜここを残したかと言いますと、薄いアクリル板を装着するため、そのままでは反りが出てしまうので、押さえとして利用するためなんです。
 切り取ったネジ穴部分をアクリル板の上からメーターカバーに取り付けます。


 これは純正時計のベースです。
ラムコのメーターが付くように若干加工します。
電球とセンサーラインの逃げを作って、取り付け用のネジ穴を開けるだけです。


 こんな感じになりました。


 元通りカバー類を付けて、作業完了。
やはり社外の油圧計は感度が良く、タコメーターの回転にシンクロして油圧もハネ上がります。
これならメーターによって、オイルの粘度低下も察知できるでしょう。


 以上ですが、追加メーターを装着するに当たっての、注意点です。
私が感じている事なのですが、「メーターのメーカーは出来る限り統一する」という事です。
これはなぜかと申しますと、メーターはその指示の正確さは勿論ですが、走行中は数字を読むというよりも、針の位置、動き、を絵的に判断する事の方が多いと思います。
つまり、瞬時に今どの辺の領域(安全、注意、危険)にあるかを判断出来なければ意味が無いと思うのです。
 それには各メーターの表示の「雰囲気」が統一されていなければ難しいと思うのです。勿論、全て同一メーカーで揃えるのは物理的に不可能な場合もありますが、可能な限り、メーカーを揃えるか、雰囲気の似たものにした方が、使い易いと思います。