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鈴鹿サーキット その1

 

 今までバイクも含めるとかなりの数、サーキット走行をして来ました(速い遅いは抜きで(笑))。

そんな中、日本で有数のサーキットでありながら走った事の無いサーキットが残っていました。

それが「鈴鹿サーキット」です。

F1が走ったサーキットでもあり、感覚的に敷居も高く、更には「旧車」だとどうしても鈴鹿というよりも富士のイメージもあり、今まで走行する機会もありませんでした。
サーキットとしては25年程前にバイクの鈴鹿8時間耐久レース(この頃はバイクブームで物凄い盛り上がりだった)を観戦しており、バイク小僧だった私にとっては鈴鹿は特別な場所でもあったのです。

そんな中、箱スカ乗りの友人「はっちゃく」が旧車だけの走行会を鈴鹿で企画したのです。

しかし個人主催で当然儲けも何も無し、個人で鈴鹿を借りたのです!
参加者が全員主催者というポリシーの元、集まった車両は150台以上!!
全国的な旧車イベントを見ても、これほどの車両がサーキット走行のために集まる事はなかなか無いでしょう。

開催までは他の個人や団体との問題も生じたり、色々な難関があったようです。
それをクリアしての開催、「はっちゃく」のバイタリティには頭が下がる思いです。

 

 

出発前

 なぜかオイルパン剥ぐり...

実は私の箱スカはオイルパンにオイル偏り対策を施していなかったので、鈴鹿のコースレイアウトを考え対策する事にしました。
とは言え、時間的にも厳しくなってきたので某オークションにて大容量化オイルパンを購入!!
容量も多くなって偏り対策も施されていれば一石二鳥です♪

試案の挙句、下から抜く事にしました。

 

 

比較

某オク製オイルパンは「造り」は良好に見えます。

前方のオイル溜まり部分がかなり大型化されており、バッフル板も入るためサーキット走行には良さそうです!











とこの時は思ってました...

 

やはり...


綺麗に塗装されていたこのオイルパン、当然ウレタン塗装だろうと思ってました。

しかし装着前に内部を洗浄しようとパーツクリーナーを吹いた途端、この通り...
溶け出すと共にパリパリと剥がれました。
百歩譲ってウレタン塗装なのかもしれませんが、足付けが不十分であまりにもお粗末...

これがストレーナーに張り付いたら...

 

それでも装着

もう後戻り出来ないので仕方なくパン内部の塗装を落とし何とか装着〜






でも何だか違和感が...

 

ハミパン

これは無いですよね...

ま、製造元は「競技用部品なので..」という決まり文句を言うかもしれませんが、競技車両なら尚更オイルパンのロードクリアランスは必要ですよ...
私の車両は一般公道をほぼ問題なく走行出来る車高なんですからね〜
明らかに設計ミスですが、私的には最終的には加工ベースで後々適正な形状に作り直すので良いのですが...

念のため販売主にはアドバイスしておきましたのできっと今は良い物になっているでしょう。

で、これだけでは無かったんです...

ドレンボルトが純正では合わず、市販の各車ドレンボルトを試すも全て合わず...
どうも有り得ないピッチである事が判明

仕方ないので一番ピッチが近いボルトを慎重に無理やり(笑)ねじ込んで今回の走行だけ乗り切る事にしました。
作り直しの時にここも修正します。
分かっちゃいた事ですが、走行前の仕様変更は止めた方が良いですね...

あと、出所不明な物は信用しない事です(笑)


何とか出発〜!!

近所の高級住宅街で早朝待ち合わせ。

ZGは御近所のコバZさん。
今回一緒に走ります。


快調〜

東名高速を三重県に向け走行、非常に快調です♪

九州のオートポリス自走に比べれば楽なもんです!?(笑)


伊勢湾岸!!

あまりの道の良さに全開の欲望が湧きますが、ここは公道、全開は鈴鹿まで我慢我慢です。


仲間との再会...



と言っても結構頻繁に会ったりします。
近所の友人よりも東京〜九州の友人の方が会ってたりするんですよ。

有名車両も沢山!


関東・中部地区の車たち




と思いきや熊本や島根からも(笑)

久しぶりの再会に話も花が咲きます。


異様な光景!?

遠方からの参加者のほとんどが宿泊したビジネスホテルの駐車場です。

貴重な車両ばかりのため警備員を配置です!
部屋から眺めた光景は今までにない壮観なものでした。



いよいよ明日は走行!

夜は恒例の大宴会ですが、やはり疲労や翌日の事もあるので皆セーブして...

なんて事考えてないのでは?と心配するくらい盛り上がるのでした(笑)。
勿論、翌日は大事な走行ですので各自大人の判断です♪


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